―あなたの体チェック―part1~指・爪編~

まずご自分の手を見てください。手は体の中で一番目につきやすい部分です。食べる・顔を洗う・物を運ぶ・人を抱きしめる…などなど、もっとも身近で活躍する部分です。この手をじっくり観察して、今の健康状態を知るお話しをしましょう。

手は右でも左でもどちらでもいいです。5本の指をしっかり見てください。手の指は心身と深い関係を持っており、指や爪の状態でその時の体と心の状態を把握することができます。

親指は「肺・脳」と関係がある指です。人差し指は「大腸・胃」、中指は「心・精神」、薬指「免疫系」、小指は「腎臓」と密接な係わりを持っています。まずはこのことをしっかり頭に入れてください。

ではこれから、今の自分の心身の状態を判断していきましょう。判断する場所は指の爪です。爪は経絡の終端であり、体内部の病気をいち早く伝えてくれる場所。最近のアメリカの先端医学でも注目されています。

まず、あなたの爪には半月が出ていますか。健康な人は爪にキレイな半月が見られます。一方、全体に半月が出ていない場合は体力が落ちている兆候。疲れが溜まり免疫力が低下していることを表しています。免疫力の低下はガンなどの病気を引き起こすので、パワーのある食べ物を取るとよいでしょう。

それぞれの指が関係する心身との係わりを見ながら、具体的に自分の健康状態を考えて見ましょう。

親指に半月が出ていない場合 親指は肺や脳と関係がありますから、肺や脳の健康状態を疑って見ましょう。肺は呼吸器系と関係がありますから、息切れやぜん息などを引き起こすこともあります。また、物忘れや記憶力の低下なども考えられます。

人差し指に半月が出ていない場合 人差し指は大腸や胃と関係がありますから、大腸や胃の健康状態を疑ってみましょう。大腸や胃に毒素が溜まっていることが考えられ、むくみや便秘・軟便を引き起こします。

中指に半月が出ていない場合 中指は心や精神と関係がありますから、ストレスに気をつけましょう。登校拒否や出社拒否などを引き起こすことがあります。

薬指に半月が出ていない場合 薬指は免疫系と関係がありますから、交感神経が弱くなっています。自律神経失調症になりやすく、アレルギーも出やすいので気をつけましょう。

小指に半月が出ていない場合 小指は腎臓と関係がありますから、むくみが出て膀胱炎になりやすいので気をつけましょう。

いかがでしたか?ご自分の爪を見て、体の状態を把握できましたか?半月が出ていないから必ず関係する臓器が病気になるという訳ではありません。体からの「気をつけて!」のメッセージだと考え、気づかない体の不調を思いやる気持ちを持ってください。

爪の半月ですが、出ている場合は免疫力が高い健康な状態と考えてよいのですが、ひとつ注意して欲しい点があります。それは半月の大きさです。

健康な半月が爪の中で占めるスペースは、1/10位がちょうどよいといわれています。日本人はどちらかというと占めるスペースの大きい人が多いです。大きい場合は毒(水毒)が溜まって体内の水分が汚れている証拠です。

次は爪の表面で体の状態を見てみましょう。健康な時は、爪の表面がキレイです。黒い線が入っている時はガンの疑いがあり、ツブツブが見られる場合は胆石の疑いがあります。胃炎の場合は白い線が入ります。

小指に半月がなく、黒い線が見られる時は、腎臓系が悪い状態です。こんな時は外食を控えるといいですね。外食はどうしても添加物が多いので、腎臓によくないのです。利尿作用のある冬瓜とか、ごぼう、りんご、ぶどうなどを積極的に食べるとよいですね。

縦スジはストレスが原因で出てきます。私はよく講演会でお話しをするのですが、その時に講演で爪の話を聞いたある薬剤師さんが、自分の親指に黒い縦線が入っているので心配になり病院で調べてもらった所、肺ガンという診断を受けたと連絡をいただきました。

爪以外で気をつけたい点は、手の平の小指に現れる紫色の線です。小指には関節部分に横線が2本あります。この横線が紫色になった時、女性の場合は乳がん、男性の場合は前立性がんが考えられます。

爪もそうですが、これらは東洋医学の診断法です。しかし、シカゴ大学で3600人の乳がん患者の女性を調べた結果、小指に紫の線が出ていた女性が多かったという結果が出ており、東洋医学の診断法が現代医学で実証されたと考えてよいでしょう。

指の爪の左右を親指と人差し指で挟んで、ギュッと力を入れてみてください。痛い指があったら、その指に関係する内臓や神経からのメッセージと考えてください。

爪の色が暗赤色になっている時は、血が汚れている証拠。そんな時には足の内側に静脈が浮き出ます。

どうでしたか?爪の半月や表面、小指の関節部分に現れる紫色の線など、手は実に多く・の体からのメッセージを伝えてくれる場所です。

時々手をチェックし、先にお話したような兆候が現れていたら、一刻も早く対処し、病気を回避してください。

4000年健康法より一部抜粋  邵輝(ショウキ)

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