―経絡・ツボを刺激する―part1

具体的に温灸するツボと改善される症状をお話しましょう。温灸器はご自分の一番使いやすいものを選んでください。温灸は続けることで病状を緩和し、体質改善につながりますから、使いやすものを使うのが持続するコツです。

女性の不妊 中医学では「女性は14歳になると月経が始まって任脈(にんみゃく)が通じ、子どもを作ることができる」と考えています。任脈とは血をコントロールする体の真ん中を通る経絡です。この経絡にある「神闕(しんけつ)」と「関元(かんげん)」というツボを温めると妊娠しやすい体を作るといわれています。「神闕」はおへその位置、「関元」はおへその約5cm下の位置にあるツボで、毎日、それぞれ30分位温めます。

シミやシワ 顔の血流をよくする「客主人(きゃくしゅじん)」と「四白(しはく)」のツボをそれぞれ15分位温めます。「客主人」は目尻の延長線と髪の生え際が交差する所、こめかみの位置にあります。「四白」は目の下の位置です。化粧液をツボの上に塗り、ガーゼをかぶせて上から温灸すると、吸収率が上がり効果的です。

痩身 燃えない脂肪の塊のセルライトは、肥満の元だけでなく血液の循環を悪化させ、下半身の冷えの原因にもなります。温灸はセルライトを取り除く効果があります。温灸するツボは、おへその位置にある「神闕(しんけつ)」と、両足の太ももの膝から約3cm内側にある「血海(けっかい)」。神闕は新陳代謝や血液循環を促進させ、血海は脂肪を燃やして冷え性を改善します。毎日、それぞれ約10分温めます。

以前ご紹介した1週間のリズムに沿った食生活をして下さい。※特に水曜日!

冷え性 冷え性は女性に多いですね。温灸療法は全身の血液循環を促進させる効果が高いので、寝る前にぜひ温灸して欲しいですね。温灸するツボは、「耳」、おへそのちょうど後ろ側(背中側)にある「命門(めいもん)」、足のくるぶしから約5cm上にある「三陰交(さんいんこう)」、足の親指と人差し指の股の付け根の位置にある「太衝(たいしょう)」、足内側の中央部で土踏まずが1番高くなった位置にある「公孫(こうそん)」。命門は体を温めるので生理痛が楽になります。三陰交は足の冷えに効果的です。太衝は自律神経・ストレス・頭痛を和らげます。公孫はむくみを解消します。それぞれ15分位温めます。

日本人は水毒の方が多いので、温灸のほかにタンポポ茶を飲んでほしいですね。タンポポ茶は利尿効果が高く、末梢循環をよくします。また朝食は和食にして下さい。パンは麦なので体を冷やします。

4000年健康法より一部抜粋  邵輝(ショウキ)

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