―女性と母性―

前に、「排卵は脳からの指令で行われる」とお話ししました。ですから、良い卵を排卵するにはストレスがかからない状態にあることが重要なのですが、実はもう1つとても大事なことがあるのです。それは、その方の脳が、「お母さんの脳」になっているかどうかということです。

「女性」、「母性」という言い方がありますが、子供を欲しいと思うのは「母性」です。ところが、今の日本は、結婚してもすぐに子供をつくらず、何年間かは夫婦2人の生活を楽しみたいという風潮があり、ずっと避妊し続けているカップルが多いのです。つまり、女の人の脳は、「子供ができたら困るな」と、いつも思っているのです。こういう脳は、言ってみればずっと「女性」のままです。自分の年齢を考えて、「さあ子供をつくろう」と突然決心しても、にわかに「母性」の脳にはなれません。

では、母性の脳になるにはどうしたらいいかと言いますと、日常的に、例えば絵本や童謡、子供向けの映画やテレビ、イベントを体験してみたり、デパートのベビー用品売り場に行ってみたり、あるいは街で赤ちゃんを見かけたら、抱っこさせてもらったり、そんなことをするとよいと思います。そうすることで、自分の中に眠っていた「母性」が呼び起こされ、脳は赤ちゃんをつくることに真剣になるはずなのです。そして、自分自身や生まれてくる赤ちゃんのために良いことをしている、という積極的な姿勢が心を落ち着かせます。その気持ちもまた、とても大事なのです。

赤ちゃんを授かりました!より一部抜粋

                               邵 輝(ショウキ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする