万能薬草・タンポポ~古くから親しまれてきた薬草・タンポポ~

柳田国男説によると、タンポポという名は

「タンポポのタンは鼓を打ち、ポポと調べを打つ鼓の音」

が由来となっています。

 

学名はTaraxacumといい、「不安や興奮を癒す」という

意味があります。

 

古来より人々の健康を守ってきたタンポポにふさわしい

学名です。

 

日本では主に利尿、便秘、解毒、健胃、解熱、発汗、

催乳、むくみ、ニキビ、湿疹などの民間薬として使用されてきました。

 

かつては、『日本薬局方』に含まれ、医薬品として認められていました。

 

タンポポの恩恵を受けているのは日本だけではありません。

 

中国では、タンポポは蒲公英湯や蒲茵湯などの漢方処方に配剤されます。

 

蒲公英は利尿、消炎、催乳、解熱、健胃などに用いられます。

 

11世紀にはアラブの医師たちが治療の中でタンポポを

使用していましたし、13世紀のウェールズのミッドファイの

医師たちによって著された『本草書』にもタンポポが収録され、

推奨されています。

 

ヨーロッパではタンポポは野菜として食されますが、

民間薬としても利尿や便秘、神経痛、消化不良、

湿疹、催乳などに用いられてきました。

 

特に、その利尿効果は「おねしょのハーブ」という

あだ名がつくほどよく知られています。

 

ドイツやスイスでは、春にタンポポサラダを

食べて冬の間に溜まった毒を解毒する習慣があります。

 

タンポポの葉にはビタミンCと鉄分が豊富に含まれ、

昔から春にタンポポを食べると血液がきれいになるといわれています。

 

解毒革命より一部抜粋 邵輝(ショウキ)

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