乳幼児誤飲で直径1センチ以下でも窒息の危険

消費者安全調査委員会は直径1センチ以下のものでも乳幼児の窒息のリスクがあるという報告書をまとめました。

2017年2月に0歳~6歳の子どもまたは孫を持つ保護者にアンケートを行ったところ2164人から回答がありました。誤嚥した子どもの保護者302人に対して誤嚥した玩具の大きさを聞いたところ、約6割が直径1センチ以下のものでした。子どもの誤飲や窒息を予防する誤飲チェッカーの直径が39mmなので、のどに詰まるとしたら3cm前後のものだと思っておられる方が多いですが、それよりもずっと小さなものでも気管に詰まらせる可能性があります。

玩具の形状については、アンケートでは「どの面からみても 同じような大きさの物(球形・立方体等)」との回答が約5割を占めましたが、コンピュータシミュレーションによる解析結果によると球形、半球形、楕円体、直方体、立方体、ブロック玩具の全てで気道が完全に閉塞され、窒息リスクが大きいことが示されました。

また、事故が発生した際の対処法の一つである「背部叩打法」や「ハイムリック法(腹部突き上げ 法)」が十分浸透していないこともわかりました。政府インターネットテレビ「窒息事故から子どもを守る」が参考になりますので、万一に備えて保護者の方々はぜひ一度見ていただきたいと思います。

<参照>
■消費者庁、「玩具による乳幼児の気道閉塞事故」、2017/11/20

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