『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』 お母さんが本当に喜ぶお手伝いとは

「子育てをする男性(メンズ)」の略語である「イクメン」が定着してきた感があります。一世代前のお父さんたちと比べると今のお父さんたちは格段に家事や子育てに関わろうとしている方が多いと思います。

ところが、お父さんたちが良かれと思ってしていることが実はお母さんにはあまり喜ばれていない、どころかため息をつかれたり怒られることすらあって、

「何で?」

と納得できない気持ちを抱えているお父さんが多いです。

そんな方は『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』を読めばどうしてあなたのお手伝いが喜ばれなかったのかがわかるかもしれません。

著者はその名も中村シュフ。
肩書は主夫芸人です。
奥様から「私が働きますから家庭に入ってください」と言われて主夫になり、主婦と違うのは性別だけ。だから排水溝の掃除はしないのに派手な料理をしたり、ウンチのおむつは替えないのに外遊びだけするといった「いいとこどり」をするなんちゃってイクメンが「家事も育児もやっています」と言うことには「認メン!」と厳しいです。

お母さんだって最初から主婦だったわけではありません。主婦になってはじめて主婦のことがわかるのです。そして中村さんは主夫になって主婦のことをよくわかっています。芸人として仕事にも行きますので、働くお母さんの事情もわかっています。

そんな中村さんがおすすめするお手伝いは「食べ終わった食器をシンクに運ぶ」「会社に行く前にゴミを出す」といったさりげないものです。「丸まった靴下を伸ばして洗濯カゴに入れる」もそうです。
「それのどこがお手伝いなの?」と思う方にぜひ読んでほしい。「お手伝いの価値は労力の大小で決まらない」ことが納得できます。

本を読んでいる時間がないという方はとりあえずこの2点だけでも覚えておけば間違いないです。

●「お手伝いして『あげた』」という恩着せがましい言い回しをしない。

●余裕のない時は無理に手伝わなくていいので、ひと言「今日もありがとう」という感謝の言葉をかける。

今年も家族仲よく過ごすことができますように…。

<参照>

■中村シュフ、『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』、猿江商會

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