利水のタンポポT-1エキスでかゆみをコントロールする

2018年3月11日、東京で第43回子宝カウンセラーの会が開催されました。そこでいくつか症例を報告しましたが、その一つのかゆみのコントロールに関する症例を紹介します。

38歳のある女性は20年間アトピーで、かゆみがあるのでステロイドを長期間使用しています。妊娠を希望されていますが、炎症があるのでなかなか妊娠できません。夜にかゆみが強く、落ち着かなくてイライラしているところに、子宮頸がん検診で子宮頸がんの疑いがあると言われて落ち込まれていました。

疲労感が強く、手足は氷のように冷たく、唇と口が乾燥します。妊娠希望のため病院ではステロイドを最低量まで減らしてかゆみが強くなっているので清心蓮子飲とタンポポT-1エキス、補陽のために水の代謝がよくなる真武湯を使いました。

冷えや陽虚のアトピーに真武湯をよく使いますが、ポイントはタンポポT-1エキスを多めに使うことです。真武湯は消化を良くしてあたためる働きがあるので、これだけを使うとかゆくなることがありますが、タンポポT-1エキスの利水の働きをあわせることでよくなっていきます。かゆみが強い時はタンポポT-1エキスを多めに飲み、かゆみがとれてきたら減らします。

この患者さんはリンデロンを使っておられましたが、タンポポT-1エキスで10倍くらいにのばしてから患部に塗り、さらにタンポポT-1エキスをフェイスシートに含ませてパックすることでかゆみをコントロールしました。

妊娠できるかどうか心配しておられましたが妊娠され、妊娠中はタンポポT-1エキスと疲労のための六君子湯を使いました。妊娠六カ月の時にタンパク尿が出ましたが、タンポポT-1エキスと猪苓湯合四物湯、シベリア産松瘤エキスを使用して改善し、無事に女の子を出産されました。

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