妊産婦は産後2週内に最も不安を感じる

出産は人生で最も大きな喜びの一つですが、心身ともに負担が非常に大きく、妊娠中や出産直後はうつ状態になりやすいことが知られています。

2016年5月に厚生労働省研究班が日本の妊産婦の少なくとも4パーセントが精神的なケアを必要としているとの調査結果をまとめています。年間約100万人が出産することから、支援が必要な妊産婦は約4万人と推計されます。

これを受けて厚生労働省は2017年11月から2018年1月にかけて、産後3~4カ月の女性4541人を対象に調査を行い、1900人が回答しました。

調査では「妊娠中」「産後2週未満」「産後2~8週」「現在」の時期ごとに、どのような不安や負担感があったか複数回答で選択してもらったところ、不安や負担を感じるのは産後2週未満がピークで、半数以上に体のトラブルや疲れがあり、十分な睡眠がとれていないことがわかりました。
「孤独だと感じる」も産後2週未満が最も多く、年齢別では20~24歳が他の年代を4~11ポイント上回りました。

子育ては長期戦です。おかあさんは遠慮なくまわりに助けを求めてほしいですし、ご家族のみなさんもおかあさんを休ませてあげることを心がけてください。

<参照>
「産後2週内に不安ピーク 体のトラブル、疲れ、睡眠不足で… 全国初調査で判明」、読売新聞、2018年4月10日
「妊産婦の4%精神ケア必要 厚労省調査、年4万人」、日本経済新聞、2016/5/22
■鶴信吾、「妊産婦のメンタル、全国12市で実態調査へ」、朝日新聞、2017/11/5

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする