妊娠前の健康が子どもの健康に影響を及ぼす

Lancetに掲載された論文によると、妊娠前の肥満、アルコール摂取、栄養は子どもの成長後の健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。

妊娠前の期間は大変重要で、この期間の体重や代謝、食生活を含む両親の健康は子どもの将来の慢性病のリスクに影響を与えます。

過去の研究は母親と父親の肥満が子供が成人してから慢性病のリスクがより高くなることと関連していると指摘しています。片方、または両親が肥満していると、子どもの心臓発作や脳卒中、免疫疾患、糖尿病の確率を高める可能性があります。

母体の栄養不良も子どもの発達上の問題につながる可能性があります。新しく18歳から42歳の女性509人の栄養を分析したところ、96パーセントが妊娠の準備をするのに理想とする量より鉄と葉酸の摂取量が少ないことがわかりました。

「妊娠前の喫煙や飲酒の危険性を認識している人は多いですが、栄養が子どもたちにどう影響するかを知る人はほとんどいません。このリスクを減らす一助となる公共健康政策を見直すべきで、妊娠前の健康の意識を高めることが求められます」とロンドン大学のスティーブンソン教授は言います。

<参照>
■Bye A et al, Differences in pre-conception and pregnancy healthy lifestyle advice by maternal BMI: Findings from a cross sectional survey, Midwifery. 2016 Nov;42:38-45. doi: 10.1016/j.midw.2016.09.013. Epub 2016 Sep 23.

■Sabrina Barr, Parents’ lifestyle before conception can have huge effect on children’s health in later life, study finds, Independent, 16 April 2018

妊娠成立前の両親の食生活、誕生後の子どもの健康に影響、AFP、2018年4月18日

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