オンライン服薬指導

愛知県、福岡市、北九州市、兵庫県養父市でこの秋から「オンライン服薬指導」が開始される予定です。

これはスマートフォンなどを使って、調剤薬局の薬剤師が離れた場所の患者さんに薬の使い方を説明するもので、服薬指導後なら郵送などで薬の発送もできます。
患者さんは薬局に行かなくてもよくなりますので、2015年のオンライン診療の事実上解禁とあわせてすべての医療サービスを在宅で受けることが可能になります。

このニュースに関して、「オンライン服薬指導が可能になると薬局は不要だと思われるのではないか」とある方が口にされていました。

さまざまな理由でこの制度を必要とされる方はおられるでしょうし、政府の規制改革推進会議が今後、特区以外の地域でもオンライン服薬指導実現を求める意見書を公表していることからこの流れは進むと思いますが、私は薬局が不要になるとは思いません。

なぜなら、薬局は単に処方薬を出すところではないからです。

患者さんの話をじっくりと聞いてよりそう薬局、患者さんとともに地域でさまざまな活動を行っている薬局、患者さんがちょっと立ち寄って話をしていく薬局、そういった薬局を私はたくさん知っています。ある薬局では「スーパーに行くよりもここ(薬局)に来る方が多いかも」と言われたこともあります。

病院に行くほどではないけれども気になることを確かな知識を持った人に相談できる場所が地域にあるということは、とても大切なことだと思っています。

<参照>
オンラインで服薬指導、患者が在宅で受け取り…愛知県など3区域で今秋にも、読売新聞、2018/5/30

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