世界初の体外受精児、ルイーズ・ブラウンさんが経験を伝える

1978年に世界初の体外受精児として産まれたルイーズ・ブラウンさんが40歳の誕生日を前に日本に招かれ、5月20日に東京都港区の六本木ヒルズで講演しました。

2015年に自伝を出版されていますが、「出産の現場に立ち会った人がほとんどいなくなり、自分の経験を記録し、伝えることは責務だと考えるようになった」ルイーズさんは、今年、日本以外にも米国、フランス、モロッコなどで10回以上講演する予定です。

11歳と4歳の2人の息子を自然妊娠で授かったお母さんでもあるルイーズさんは講演で

「私から始まった体外受精が、いまや世界で1000万人近いともいわれる子供の誕生をもたらしているのはすばらしい。医師や看護師、培養士を応援したい」

「自分の健康に不安を抱いたことはないし、子供を産めることも示せた。私の存在が不妊に悩むカップルへの希望になるはずだ」

と語っています。

「試験管ベビー」と世界中で報道され議論を巻き起こしましたが、医療の格段の進歩で体外受精は今では40年の蓄積がある一般的な治療になっています。
体外受精は人類存続の一助となります。
社会から必要な関心と支援を期待します。

<参照>
■安藤淳、「ルイーズ・ブラウンさん 世界初の体外受精児、40歳に 誕生からの歩み自ら伝える」、日本経済新聞夕刊、2018/5/31

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする