女性の約4割が基礎体温が36℃未満

産科婦人科舘出張 佐藤病院院長の佐藤雄一さんと順天堂大学医学部小児科学講座の共同研究グループは、10代後半から40代を中心に幅広い年齢層が含まれる約3万2000人のデータを分析し、基礎体温が36℃未満の女性は約4割にも上るという研究結果を日本抗加齢医学会で発表しました。

同研究によると、対象者の平均基礎体温は36.5℃で、データ解析から日本人女性の平均的な低温期の基礎体温は36.197℃、高温期では36.763℃と推計されています。

平均基礎体温を0.5℃刻みで見ると、もっとも多いのは36.0℃以上36.5℃未満の60.2パーセントですが、次に多いのは35.5℃以上36.0℃未満の36.8パーセントで、36℃未満を合計すると38.8パーセントにも上ります。
また、低温期の基礎体温を1972年のデータと比較したところ、0.32℃低くなっています。

さらに、低温期の平均基礎体温について、36.1℃を境に低値群と高値群に分けて特徴を調べたところ、低値群でタンパク質摂取量と運動実施率が有意に低く、朝食欠食率と月経異常の割合が有意に高いことがわかりました。

医学の教科書には正常体温は37.0℃と記されており、基礎体温が36℃未満はかなり低いと思われますが、現代女性の4割近くがこれに該当するということです。

冷え性の女性が増えていることは臨床をしているとわかりますが、このように数字で表されると改めてその多さに驚かされます。

<参照>
■風間浩、現代女性は低体温 基礎体温36℃未満が4割近くも~日本抗加齢医学会総会、ケアネット、2018年6月1日

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする