受動喫煙で子どもの聴覚障害リスクが2.35倍に

京都大学の川上浩司さんたちの研究グループが、妊娠中の母親の喫煙および出生後の受動喫煙が子どもの聴覚障害リスクを上昇させることを報告しましたのでご紹介します。

2004~10年に神戸市で生まれた子ども、約5万人を対象に喫煙と子どもの聴覚障害との関連を後ろ向きに検討したところ、妊娠中と生後4カ月の受動喫煙を受けた子どもの聴覚障害リスクは喫煙歴と生後の受動喫煙のない子どもと比較して2.35倍になることがわかりました。

また、そのリスクは喫煙の時期と長さによってかわり、妊娠中の母親の喫煙本数とともに上昇することがわかりました。

タバコの害が言われて久しいですが、妊娠中の方が周囲におられるかもしれないことを考えると、改めて喫煙者には周囲への配慮をお願いしたいと思います。

<参照>
■Calistus Wilunda Satomi Yoshida Shiro Tanaka Yuji Kanazawa Takeshi Kimura Koji Kawakami, Exposure to tobacco smoke prenatally and during infancy and risk of hearing impairment among children in Japan: A retrospective cohort study
First published: 05 June 2018 https://doi.org/10.1111/ppe.12477
■安部重範、受動喫煙で児の聴覚障害リスクが2.35倍に、Medical Tribune、2018年6月14日、

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