『医道の日本』が「妊鍼」治療の最前線を特集

『医道の日本』、2018年7月号の特集は「『妊鍼』治療の最前線 -不妊症への鍼灸マッサージ- 」です。

高度生殖医療の成功率を上げるための鍼灸治療や医療機関との連携、生活指導など症例が豊富に掲載されており、鍼灸をされていなくても、不妊治療に関わっておられる方には参考になることが多いと思います。

三ツ川レディース鍼灸院の三ツ川さんはこう言います。

日本においても鍼灸を含めた東洋医学で不妊症が改善されることが急速に認知されるようになった。当院でも13年ほど前より不妊症を訴えて来院する患者が増えた。(略)現在では7割以上が不妊症で来院している。

当初は自然妊娠を望む患者が半分近く来院していたが、現在は生殖補助医療と併用し、その成功率を上げるために鍼灸治療で身体を整えたいという患者が増え、不妊で来院する患者の8割以上が生殖補助医療と併用している。

これは不妊治療にかかわる人たちにおいて重要な指摘だと思います。

不妊治療の患者さんは一つの治療法に固執するのではなく、よいと思われることは積極的にチャレンジされています。そして、英ウィメンズクリニックはじめ多くの不妊治療専門クリニックが妊娠率向上のために分野の垣根を越えて治療法を検討しています。

医療機関との連携はもちろんのこと、患者さんの妊娠、出産、育児に関わる人々の中で自分の立ち位置を俯瞰できるバランス感覚を養うために、これからは専門分野にとどまることなく、広い範囲で情報を収集し、判断することが必要になると思います。

<参照>
特集「妊鍼」治療の最前線―不妊症への鍼灸マッサージ―、医道の日本、2018年7月号

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