ジェリーボールの誤飲に注意

夏になると涼しげな見た目のジェリーボールが人気です。
インテリアや観葉植物の土としてだけでなく、夜店でも子どもたちがよくすくって遊んでいます。

水を吸ってふくらんでいく様子もおもしろく、カラフルでかわいいのですが、幼児が誤飲して重症となる事例があり、小さい子どもさんがいる時は注意が必要です。

2歳の女の子は嘔吐がおさまらず、開腹手術をしたところ、誤飲したジェリーボールが十二指腸閉塞を起こしていることがわかりました。飲み込む前は直径1センチ程度だったのが、体内で吸水して直径が約4センチにまで膨らんでいました。

ジェリーボールを耳に入れてしまった女の子が耳の中で膨張したジェリーボールを緊急手術で取りだした例もあります。

米国では2012年に米国消費者製品安全委員会(CPSC)が「ジェリーボールを誤飲すると体内で膨らんで小腸を塞ぎ、激しい不快感・嘔吐・脱水を生じ生命の危険がある」「ジェリーボールはX線に映らないため手術により取り出さなければならない」ため、消費者に直ちに使用を中止するよう呼びかけています。

日本ではジェリーボールを誤飲した場合に消化管がつまることがあることはあまり知られていません。夏休みでお孫さんが遊びに来たり、子どもたちと一緒に過ごす時間が増えますので、どうぞ気をつけてあげてください。

<参照>
「幼児が水で膨らむボール状の樹脂製品を誤飲-十二指腸閉塞、開腹手術により摘出」、独立行政法人国民生活センター、2015年10月1日公表

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