「夜泣き」専門外来

赤ちゃんの夜泣きにはいつの時代も親ごさんたちは悩まされてきましたが、今年7月、兵庫県立リハビリテーション中央病院に「夜泣き外来」が開設されました。

予約制で、夜中眠れずに何度も起きて泣く、ぐずってなかなか寝付かない、日中機嫌が悪い、といった症状に悩む4歳未満児とその母親が対象です。

乳幼児の睡眠障害は運動や言葉の発達を遅らせ、ADHDやコミュニケーション障害などを示すことが報告されていますが、「夜泣きに対し、行動科学的なアプローチや薬物治療はあまりされていなかった」と豊浦医師は言います。

習慣の変化を促すほか、必要であればメラトニンの投与、そして親が情緒不安定で虐待の恐れがある時は入院治療も行われます。

睡眠リズムを身につけるために、日中に外遊びをさせる、昼寝は午後3時まで、1歳までカフェイン禁止、スマートフォンを子守に使わない、寝る2時間前までに夕食と入浴をすませるなどの指導がありますが、これらはご家庭でも試せそうです。

今はまだ全国的にも珍しい診療部門ですが、これまでのように家族や地域の助けがなく一人で子育てをしている方が増えている状況においては、今後は必要性が高まるのではないかと思います。

<参照>
■佐藤健介、子どもの「夜泣き」に専門外来 県立リハビリテーション中央病院、神戸新聞、2018/7/30

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