梅毒感染が昨年を上回るペースで増加

2017年9月の子宝カウンセラーの会で、富山大学医学部の白木公康先生が梅毒感染の増加に警鐘を鳴らしておられましたが、いまだ収まる気配はありません。

1990年代以降は年間1000人を下回っていましたが、2013年に1200人を超えてからは爆発的に増加しています。
今年も44年ぶりに5000件を越えた2017年を上回るペースで患者が増えており、潜在的な患者数はさらに多いと考えられています。

懸念されるのは、以前は患者の大半が成人男性でしたが女性患者が急増し、この5年間で5倍以上になっていることです。
しかも、その年齢は妊娠・出産の時期と重なり、76パーセントを15~35歳の女性が占め、特に20代前半の感染者数が突出しています。

妊婦の梅毒感染は早産や死産の原因になるほか、胎児への影響も懸念されます。
厚生労働省は梅毒に感染した妊婦の早期治療につなげるため、診断した際に医師に義務づけている届け出の項目に「妊娠の有無」を加える方針を決めました。

梅毒は早期の薬物治療で完治が可能です。
感染していても症状がないことがありますが、症状がなくてもパートナーに感染させる可能性があります。
検査で感染の有無を確認することが大切です。

<参照>
■水戸部六美、黒田壮吉、阿部彰芳、梅毒患者、増加の一途 若い女性の感染が増加、朝日新聞、2018年6月27日
■高山哲朗、強い感染力の「梅毒」が女性に急増!キスやコップからも感染!!、FNNプライム、2018年7月5日

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