【BOOK】『ダンナのための妊娠出産読本』

「イクメン」として妻を助けたいけど、何をしても気に入らないみたいだし、どうしていいのかわからない・・・と思っておられる方は、『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』はいかがでしょうか。

著者は産婦人科を舞台にしたマンガ『コウノドリ』の主人公、鴻鳥サクラのモデルとなった医師、荻田和秀さんです。

荻田さんはこの本を書いた理由をこう記しています。

たいていのダンナは妊娠出産、そして育児時に嫁ハンから怒られているようです。距離が近すぎ、過干渉になると「ウザい」と言われます。距離が遠すぎても「鈍感」「役立たず」と言われます。ちょうどいい距離感というのを掴めていない人が大半だと思うのです。

ところが、出産育児本の多くは女性の視点で書かれていて、まれに男性の視点があったとしても、それは「イクメンになるための教科書」という(笑)。迷えるダンナにとっては、プレッシャーとストレスしか得られません。

この本では、お産にまつわることで、ダンナが知っておきたい最小限の「正しい情報」と、肩の荷をおろせる(かもしれない)心得をやんわり伝えていこうと思っています。

荻田さんは

嫁ハンは死ぬ覚悟でお産をして、死にものぐるいで子育てをしています。本当にイクメンを目指すならば、同じ覚悟でやれ、という話です。

と言いますが、その一方で女性がこなしている家事育児を男性も同じようなレベルで行うことを求めるような世間のイクメンプレッシャーには疑問を呈します。

なぜなら、その家庭で何が必要か、ダンナがどうサポートしていくかはその家庭によって異なるからです。

この本では妊娠出産、子育てに安易に楽観しない、そして過度に恐れないために知っておいてほしいことが書かれています。
ところどころに関西弁が混ざるので関西の方には特に親しみを感じ、少し厳しいことも関西弁が雰囲気をやわらげてくれるので読みやすいのもよいです。

「イクメンとか言われてもどうしたらいいのかわからんな…」な方のとっかかりとしておすすめします。

<参照>
■荻田和秀、『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』、講談社

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