人工精子作成に向けて

英ケンブリッジ大学のアジム・スラニ教授が、実験室で培養した細胞に精子形成の重要なステップである「消去」と呼ばれるプロセスを起こすことに成功したという研究結果を発表しました。消去とは、親の行動と環境の影響を最小限にするために環境的要因など後天的な遺伝子の変化を未発達の精子細胞から取り除くことです。

人間の体内で精子ができるのと同じプロセスをある程度再現できることが証明され、「人工精子」に一歩近づいたと期待が高まっています。

スラニ教授らは研究結果の再現を期待して引き続き精子細胞の発達段階を見守っているとのことで、今後の展開が待たれます。

<参照>
■デーナ・ダビー、パーフェクトな人工精子を夢見て、Newsweek、2018/2/6

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