冷えと温灸

ご自身の基礎体温をご存知ですか。

基礎体温表は36.7度の所に太い線が引いてありますが、これは高温期で一番妊娠しやすい体温の目安が36.7度~37度であることを示しています。基礎体温は低温期と高温期の差も重要で、差は0.5度くらいあるのがよいです。ですから、高温期が36.7度なら低温期が36.2度がよい感じになります。

しかし、不妊治療を受けておられる方の多くは低温期の体温が36.2度より低かったり、低温期と高温期の差が少ない方が多いです。これは体が冷えているからです。

私は冷えの方に温灸を勧めています。

先日、43歳の方から妊娠のご連絡がありました。1月にお会いした時に「すごく冷える」と言われていたので温灸を勧めたら、「温灸器は2年前に買ったが忙しくて使う暇がない」とのことでした。

この方は5年間の不妊治療の間、本当に努力を重ねておられて、唯一していないことが温灸でした。温灸はヨモギと炎の力で体を奥まであたためます。「今年でだめならあきらめるけど、それまでできることは全部やる」ということで、1月から朝と晩、1日2回温灸を続けました。5月にいい卵子が取れて7月に移植し、安定期に入りました。

一般的に女性の3人に1人は冷え性と言われますが、不妊治療をされている方の冷え性の割合は90パーセントです。1日1回の温灸でも体は変わってきますのでぜひ続けてみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする