孫育てのグチをこぼすサイト

「目の中に入れても痛くない」と言われるくらいかわいい孫ですが、祖父母が育児にかかわるうえで「孫疲れ」という言葉も生まれています。

ため込むのはよくないと、大阪大招聘教授で医師の石蔵文信さんは孫の世話をする祖父母がグチをこぼすサイト「孫育のグチ帳」を作り、「不満をはき出し、悩みを相談しながら一緒に楽しもう」と呼びかけています。

「グチが延々と書かれているサイトなんて読むだけで気分が落ちそうなので遠慮したい」と思われる方もいると思いますが、トップページにはこう書かれています。

批判的な意見は掲載されません。
事務局で非公開とさせていただきます。
安心して愚痴ってください。

サイトの目的は「不満をはき出し、悩みを相談しながら一緒に楽しむ」ことです。「愚痴ってください」というサイトですが、サイトを訪れた後にいやな後味がないのは管理人の度量もありますが、よいサイトだからみんなで活用していきたい、育てていきたいという参加者の姿勢も大きいと思います。

特に12月29日の管理者、石蔵さんの投稿、「年末年始の帰省:がんばれ爺さん」はチクチクと黒めのユーモアが効いているので押しつけがましくなく、それでいて女性たちへの気づかいにあふれていて、期せずしてフィリップ・マーロウの名セリフ、「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」を思い出すよいコラムだと思います。

当事者同士だからこそ共感できること、助け合えるところがあると思います。
おもしろい取り組みであると思います。

<参照>
「孫育のグチ帳」

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