アプリで貧血検査

米・エモリー大学のWilbur A. Lam医学博士のグループがスマートフォンで撮影した爪の画像から血中ヘモグロビン値を判断し、貧血を検出するアプリを開発したという記事がMedical Tribuneに掲載されましたので紹介します。

このアプリは97パーセントの感度で貧血を検出し、メラニンを含まない爪基部の画像を使用するため、多様な肌の色の人に適用可能で、複数のメーカーの機種で撮影された画像が使用できます。

現段階ではスクリーニングの目的でアプリを使用すべきとのことですが、採血が不要なので、妊婦や月経時に不正出血のある女性、アスリート、発展途上国など広い範囲で有用性が見込めます。今後、進むとみられる遠隔治療においても大きな可能性を持っていると思います。

<参照>
■谷本真幸、採血不要! スマホで貧血検査、Medical Tribune、2018年12月14日
■Lam WA et al, Smartphone app for non-invasive detection of anemia using only patient-sourced photos, Nat Commun. 2018 Dec 4;9(1):4924. doi: 10.1038/s41467-018-07262-2.

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