捨てるところなしの婦人病の名薬、トウキ

薬草栽培が盛んな兵庫県丹波市山南町の老舗、いづみや製菓と兵庫医療大が薬草の生産振興につなげようと捨てられる葉を活用して「トウキ葉せんべい」を開発しました。

根は薬用になるので捨てられる葉を活用したということですが、トウキ葉を使ったせんべいは70年以上の歴史を誇る同社にとっても「衝撃的な提案」だったそうで、独特のクセを出しつつ、菓子としての風味を損なわないように苦心されたようです。

先日発売になったばかりの『健康プラス Vol.34』において、創刊号から「薬草百話」を連載されている野崎康弘先生が「冷え改善に効果的な薬草たち」と題してヤマトトウキを紹介されています。

野崎先生のトウキのおすすめの食べ方はトウキ餃子とトウキスープです。食材として使う時は、トウキのくせをうまく生かすことがポイントのようです。

トウキの根は婦人病薬としてよく用いられますが、記事には「ヤマトトウキの精油は末梢血管拡張、解熱作用があり、水エキスは眼圧、血圧を下げる効果がある」とあります。

野崎先生が作るトウキ餃子は葉だけでなく、茎や花も使用していますが、トウキは捨てるところなしで使うことができるすばらしい植物であると改めて思います。

<参照>
■中西幸大、捨てるトウキ葉活用 老舗製菓らがせんべいに 丹波、神戸新聞、2019/1/29
■野崎康弘、薬草百話:冷え改善に効果的な薬草たち、健康プラス Vol.34、2019/2/15

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