第47回子宝カウンセラーの会が開催されました

2019年3月10日、ビジョンセンター八重洲南口で第47回子宝カウンセラーの会が開催されました。ファティリティクリニック東京の小田原院長、麻布漢方Herbal Roomの野口先生、プレゼン話し方研究所の吉野先生、温灸・カッサ講座の橋本先生と、今回も素晴らしい講師の方々にご講演をいただき、私自身、おおいに学ばせていただきました。ご講演いただきました先生方、並びにご参加いただきました先生方に心から感謝申し上げます。

私も「空胞の対策」と題して講演を行いました。

不妊治療ではまず卵胞をチェックしますが、空胞である事があります。採卵までに患者さんはかなり準備をしなければいけないのですが、卵子が取れないとがっくりと落ち込まれます。

卵胞が空胞になる原因の一つは、加齢によるエネルギー低下で血流が悪くなることです。血流が悪くなると冷えの症状になります。

また、空砲の患者さんはストレスでイライラし、うつの状態です。このような時、漢方ではあたためて利湿し、活血作用がある松瘤がよいです。東洋医学では空砲を気滞、瘀血、冷えで捉えますが、私はシベリア産松瘤エキスをベースに証に応じて漢方を追加します。

シベリア産松瘤エキスの特徴の一つは松の香りです。水滞、陽気不足、うつで気が流れないと、いくら補っても薬は必要なところに届きません。松の香りは流れを作りますので、頭をよく使う人や精神的に悩んでいる人にはお勧めです。

東洋医学的には空砲は陽気不足ですが、西洋医学的にはホルモン不足です。また、東洋医学的にイライラは気滞ですが、西洋医学では自律神経失調と考えます。これにもホルモンが関係しています。

卵巣の機能は卵の成熟と女性ホルモン産生ですが、これを担う一つである顆粒膜細胞を増やせば卵巣の予備能が高くなると考えられます。

卵子のまわりにある顆粒膜細胞は女性ホルモンを作り、FSHの受容体でもあります。卵巣機能低下患者の妊娠を助けるためにタンポポT-1エキスは臨床で広く用いられていますが、タンポポT-1エキスは顆粒膜細胞とFSH受容体を増やすことが学会や医学誌に発表されていることがその裏付けになっており、空砲対策にはタンポポT-1エキスも大きな役割を担うと考えます。

次回、第48回子宝カウンセラーの会は2019年6月9日に新大阪の東洋医療専門学校で開催されます。

国内トップクラスの実績を誇る英ウィメンズクリニックの苔口昭次院長に『最新の不妊治療と男性不妊治療』と題してご講演いただく予定です。またとない機会ですのでぜひご参加ください。みなさまと会場でお会いできることを楽しみにしています。

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