過敏性腸症候群に対する灸療法の見込み

上海中医薬大学のXiao-Mei Wang医学博士達のグループは過敏性腸症候群(IBS)のラットモデルに灸療法を行う研究を行いました。

65の雄ラットが通常、IBSモデル、灸療法、電気鍼療法などランダムに6つのグループに分けられ、灸療法のグループは天枢と上巨虚の両方に1週間、1日10分の温灸が行われました。

治療後、AWRスコアと腸内微生物のプロファイリングが行われ、灸療法を受けたグループはIBSモデルのグループと比較してすべての強度においてAWRスコアが減少し、α多様性が著しく増加しました。

過敏性腸症候群における灸療法のメカニズムはまだ不明ですが、研究チームは結論として「私たちの知見は灸が腸内微生物叢を調整することでIBSを治療することを示唆している」と述べています。

<参照>
■Wang Xiao-Mei et al., Gut microbiota was modulated by moxibustion stimulation in rats with irritable bowel syndrome., Chin Med. 2018 Dec 18;13:63. doi: 10.1186/s13020-018-0220-y. eCollection 2018.

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