水滞に真武湯


Photo by Natural Chef Carolyn Nicholas on Unsplash

体が冷えていたり新陳代謝が低い気虚の方には真武湯が選択肢の一つになるかもしれません。最近は子どもでも体が冷えて疲れやすい子が多いです。新陳代謝が悪くて解毒能力が低くなると、東洋医学では水滞、水の流れが悪くなって腐り、がんや認知症などいろいろな病気を引き起こすと考えます。

風水では四神と言われる東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武があり、関連する漢方薬があります。真武湯は玄武湯とも言いますが、「玄」は「黒」という意味があり、性欲や生命力と関係しています。

冷えがある時にはあたためる力が必要です。あたためるとエネルギーになり、血液循環がよくなります。冷えを改善する時に重要なのは「水」です。水は東洋医学では体の3本の柱である気、血、水の1つです。水は洗う、すなわち解毒します。しかし、水はあるだけではだめで、蒸気機関車を思い出していただければわかるように、あたためたら水はエネルギーになります。真武湯は体をあたためるので水を出すことができます。

真武湯の中には蒼朮(そうじゅつ)という生薬が入っています。香港の人々は蒼朮を食材としてうまく利用しています。知人のある男性は毎日2~3時間かけて夕食に家族全員が飲むスープを作ります。季節によって漢方や食材は変わりますが、消化機能を助ける陳皮と蒼朮、関節によいショウガ、血流をよくして冷えをとる桂皮は必ず入れます。蒼朮をスープに入れる時は、たくさん入れると苦いので量は少しで毎日続けます。

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