タンポポT-1エキスは顆粒膜細胞を増やす


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私は長年タンポポの葉から抽出されるタンポポT-1エキスという成分を研究していますが、不妊治療をされている方には自信を持ってタンポポT-1エキスを勧めます。

最近、タンポポT-1エキスで顆粒膜細胞が増えることが注目されています。顆粒膜細胞は卵子のまわりにある小さな細胞で、保育所の先生のように卵子の成長を助けます。

卵子は卵巣で成長し、成熟したら放出されますが、1個の卵子が成長するためにたくさんの卵胞が女性ホルモンを作り、栄養を送って応援しています。ですから、よい卵子ができるために、応援してくれる卵胞は多い方がよいです。AMHが少ないと卵子の質が落ちるといわれるのは、AMHが高い人は排卵される卵子の成長を助ける卵胞がたくさんあるからです。

しかし、月経中に病院で卵胞の検査をすると、元気な方は左に8個、右に12個とか見えますが、顆粒膜細胞が少ない方は卵胞も少なく、右に2個しか見えないことがあります。体外受精をしようと思っても検査で初期卵胞が1個か2個しか見えなければ厳しいです。

初期卵胞が育つ時に重要なものの一つは顆粒膜細胞です。採卵した卵子の周りに顆粒膜細胞がたくさんあれば卵子のグレードは高くなります。

顆粒膜細胞を培養する時、T-1の量に比例して顆粒膜細胞が増えるという研究結果があります。タンポポT-1エキスは実際に不妊治療の臨床で使われており、約430人を対象とした調査ではタンポポT-1エキスを使用した人はそうでない人と比較して妊娠率が30%、胚盤胞の取得が45%上がりました。

顆粒膜細胞は女性ホルモンを作るのにも重要な役割を果たします。

女性ホルモンは骨や皮膚の柔軟性を保ちます。高齢の方の卵子は体外受精や顕微受精の時に少しの刺激で割れやすくなっています。これは老化が原因です。

女性ホルモンは顆粒膜細胞が作っているので、女性ホルモンを増やそうと思ったら顆粒膜細胞を増やすとよいです。

病院で女性ホルモンを補充することがありますが、これは科学的に作られるので多く使用すると副作用の可能性があります。大豆にはイソフラボンが多く含まれるので日本の厚生労働省は勧めていますが、米国のFDAはイソフラボンはホルモン様物質なので、外から過剰に入れると発がん性があり危険だとしています。ですから、自分自身で女性ホルモンを作ることが大事です。

タンポポT-1エキスの量に比例して顆粒膜細胞が増えることは学会や国際誌でも発表されています。不妊治療をされている方にはぜひタンポポT-1エキスを活用していただきたいと思います。

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