消化と健康について


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先日、体を温めて消化機能をよくする大建中湯について書きましたが、消化の話を抜きに健康の話はできません。先天の気は親からもらいますが、後天の気は食べ物が大事です。健康の鍵は消化、すなわち脾胃にあります。

デンマークとスウェーデンの長寿の研究で、「80歳の人は1日あたり150グラムの動物タンパクをとることが必要である」というものがあり、話題になっています。日本は長寿世界一の座を譲り渡して久しいですが、これは高齢者が肥満に気をつけすぎて栄養不足ということに一因があります。

食べるということは元気をつけることです。末期がんの方でもよく食べる方は長く生きます。昨今、私たちの消化能力は低下し、小食になっています。年をとると消化機能が落ちるということはありますが、高校生の男の子でも一昔前のように何杯もおかわりをする子は減っています。

消化には肝臓、膵臓、胃、胆嚢などの働きが関わってきます。内蔵がよく働くようになるためにはあたためることが大事です。おなかを触って冷たいと体の調子が悪くなります。「雷が鳴ったらへそをとられる」ということわざがありますが、雷が鳴ったら雨が降り、気温が急に下がるからおなかを冷やさないように守りなさいという知恵です。

今、雷よりも怖いのは冷房です。夏の夜に冷房を使う時は腹巻きをしておへそを守ってください。食べ物や飲み物も冷たいものをとりすぎるのは控えてください。

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