PCOSとタンポポT-1エキス

2019年9月8日に開催された第4回統合医療生殖学会(第49回子宝カウンセラーの会)において、通常は講義を行うのですが、子宝カウンセラーの会ではいつもたくさんのご質問をいただくので、その内容を共有したらよいのではないかということで、後半は会場からご質問をいただき、お答えする形でお話しさせていただきました。

その中に「タンポポT-1エキスは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)にもよいですか」というご質問がありましたので、当日お答えした分に補足して以下にまとめます。

まず、言葉として多嚢胞性卵巣(PCO)と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。PCOは、超音波で卵巣を見るとたくさんの卵胞(嚢胞)が見られる状態で、嚢胞の連なりがネックレスのように見えるのでネックレスサインと言われます。

ネックレスサインに加えて月経異常や排卵異常、多毛、にきび、肥満などホルモンの異常に伴う諸症状があるとPCOSと言って治療の対象になります。2007年の日本産科婦人科学会の基準では、「月経異常」「多嚢胞性卵巣」「血中男性ホルモン高値、またはLH基礎値高値かつFSH基礎値正常」の全てに該当するものを多嚢胞性卵巣症候群と診断します。

多嚢胞性卵巣からどのようにして多嚢胞性卵巣症候群になるのかについて詳細はまだ不明ですが、主な病因はLHが過剰になることで卵巣内が高アンドロゲンになることとインスリン抵抗性があることです。インスリン抵抗性を含むホルモンバランスは運動不足、喫煙、不規則な食事、ストレスなど生活習慣によって大きく左右されます。ですから、病院での治療にあわせて自分自身で生活習慣を見直していくことが必要です。

私は次の3つの理由からPCOSの改善にタンポポT-1エキスを勧めます。第一にタンポポT-1エキスのホルモンバランスを整える働きです。タンポポT-1エキスは顆粒膜細胞とレセプターを増やすので、卵巣内分泌機能改善が期待できます。第二にタンポポT-1エキスの血糖値やHbA1cを下げる働きです。第三にタンポポT-1エキスは不妊治療においても広く使われ実績があることです。不妊治療の検査でPCOSがわかる人が多いです。タンポポT-1エキスは妊娠のための体づくりを助けますので、不妊治療をされる方にとっては多嚢胞性卵巣症候群の改善のためのタンポポT-1エキスが最終的な目標である妊娠にもつながります。

また、PCOSの特徴の一つに肥満があります。肥満の方は体重を減らすだけで月経不順が改善されることが指摘されており、外見は太っていなくても内臓脂肪が多いことも問題です。

肥満に焦点をあてるなら、糖尿病とダイエットをサポートするために開発されたDT-1エキスがよいです。これは桑の葉から抽出したデオキシノジリマイシンとタンポポの葉から抽出したタンポポT-1エキスを合成した成分です。桑の葉は糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑制します。タンポポT-1エキスは糖代謝を促進し血糖値を下げます。さらに胃腸を整える山査子とむくみを改善する仏手柑を加えています。便通もよくなります。

健康プラス』最新号のVol.36において、「多嚢胞性卵巣症候群へのタンポポT-1エキスとDT-1エキスの応用」を書いていますので、ぜひご一読ください。

<参照>
■邵輝、「タンポポT-1エキスの抗ウイルス効果について」、第4回統合医療生殖学会(第49回子宝カウンセラーの会)講演内容より引用
■邵輝、「多嚢胞性卵巣症候群へのタンポポT-1エキスとDT-1エキスの応用」、健康プラス 2019 Vol.36

■Photo by Rodolfo Clix from Pexels

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