まだまだ厳しい残暑が続きます。この時期、中国では、ほてりを鎮めたり、口の渇きをいやす夏の健康茶として、ゴーヤ茶が人気です。
ゴーヤと言えばその苦みが一番の特徴ですが、苦味成分であるモモルディシンには、胃の粘膜を保護し、消化吸収能力を高め、肝機能をサポートする働きがあります。また、食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えます。
また、ゴーヤはレモンよりビタミンCが豊富で、ワタには果肉の1.7倍のビタミンCが含まれ、抗酸化作用が期待できます。卵と炒め物にすると、タンパク質とビタミンCとの相乗効果で美肌づくりによいです。疲労回復のビタミンBやミネラル、カロテンも含まれるので夏バテ予防にもおすすめです。
ゴーヤ茶は夏だけでなく、血糖・血圧対策を目的として、一年を通じて飲む方もいます。
ゴーヤは清熱解毒(体の熱や炎症を冷ます)、明目(目の充血や疲れをやわらげる)、消暑(夏の暑さによるだるさを防ぐ)、降血糖(血糖を下げる作用)の生薬としても利用されます。ゴーヤに含まれる成分については多くの研究が進められており、ゴーヤの苦み成分であるモモルディシンやチャランチンには、インスリンの働きを助け、血糖値を下げる作用があることが報告されています。
オレンジがかっている完熟したゴーヤは、吐き気や嘔吐、下痢を引き起こします。「緑のカーテン」として庭やベランダでゴーヤを育てている方は、未熟なうちに収穫してください。

