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暑さで食欲がない時には、バナナで栄養補給をするのもひとつの方法です。バナナはすばやく利用できるエネルギー源になり、疲労回復を助けることからアスリート食としてよく使われます。皮をむくだけで手軽に食べられるのもよいですし、物価高で果物の値段も急騰しているなか、今も手に取りやすいのはうれしいことです。
アジアには多くのバナナの品種があり、バナナの花もいろいろな料理に使われます。新鮮なものは生のまま薄切りにしてスパイシーなディップを添えたり、同じく薄く切って炒めたりスープに入れます。
民間医療では、血のめぐりをよくするので月経不順や乳汁分泌促進に使われますが、摂りすぎないように注意が必要です。薬膳では、バナナの花は体内の余分な水分排出を助けて体の余分な熱を取り、炎症を抑える作用があるとされます。
バナナの花には食物繊維やビタミンC、ポリフェノールが豊富に含まれ、近年、抗酸化作用や抗菌作用、血糖値の安定によいとされる研究が報告されています。
日本ではバナナの花を食べる習慣はありませんが、おなじみの食べ物の違った一面を知るのも興味深いです。
<参照>
■Mahesh Shivananjappa et al., A review on banana flower: Nutritional composition, processed products and health benefits, IP Journal of Nutrition, Metabolism and Health Science, Accepted 25-06-2023

