春になると頭がぼんやりし、倦怠感がなかなかぬけないことが多くなります。
東洋医学ではこれを春困(しゅんこん)と呼びます。
やわらかいひざしの下でゆったり過ごすことができればいいのですが、忙しい現代ではなかなかそうも言っていられません。
こういうときは、耳たぶの後ろにある翳風(えいふう)というツボを使うとよいです。
脳の血流がよくなり、胆経と三焦経の働きを高めるので体内の解毒が促されます。
気持ちが落ち着き、よく眠れるようになります。
あわせて耳まわりもマッサージしましょう。
耳鳴りや聞こえにくいといったことがあるときは耳門、聴宮、聴会の連なる3つのツボを刺激するとよいです。
耳への温灸もおすすめです。
耳のまわりを一度にケアできますし、耳があたたかくなると気持ちがやわらぎます。
春の不調を改善するツボマッサージについてはYouTubeでもお話していますので、こちらもぜひご覧ください。