江戸時代からの健康食材 サンマ


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秋を代表する味覚といえば脂がのったサンマです。今年は豊漁で価格も安くなる見込みとのことですが、現時点で1尾300円と、庶民の味というには少し高いかな…と思います。

サンマは江戸時代から健康食材として知られており、「サンマが出ると按摩(あんま)が引っ込む」ということわざもあります。人々が安くて栄養豊富なサンマを食べて健康になるので、按摩の仕事が減るという意味です。

サンマに含まれるビタミンAはのどや鼻の粘膜をサポートし、免疫力を助ける働きがあります。冬場に流行する季節性インフルエンザが今年は早くも増加しており、流行期に入った地域もあります。ビタミンAはサンマのワタ(内臓)に多く含まれますので、新鮮なサンマが手に入ったらワタごと召し上がってください。


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サンマは妊活中の方にもおすすめしたい食材です。鉄やビタミンB12を含むので貧血予防になります。また、強い抗酸化作用で知られるビタミンEも含まれます。ビタミンEは血液の流れを良くする働きやホルモンバランスを整える働きがあり、生殖機能の維持にも関与しています。

薬膳的には体のエネルギーを補い、海のものですので補陰といって、体に潤いを補います。旬のサンマで夏の暑さによる疲れや秋の乾燥から体を守りましょう。