今、須磨離宮公園では約200種3000株のバラが見頃を迎えており、12月7日まで秋のバラ鑑賞会が開催されています。秋に咲くバラは色に深みがあり、涼しい空気の中で香りが濃く感じられるように思います。花もちがよいので長い期間、観賞できるのもよいです。
メソポタミア文明の石板に「バラは薬の調合に欠かせない」という記述が残されており、バラは古代から食用や薬用に使われてきました。
中国でもバラは生薬として使われます。よく知られているのは、バラのつぼみを乾燥させた玫瑰花(マイカイカ)です。気の巡りをよくするので、気分的な落ち込みを緩和し、ストレスによるおなかの張りや胃の不快感を和らげます。
気の巡りが良くなることで血の巡りも促進され、冷え性や月経痛などの改善にも役立つとされます。また、シミやくすみなどの美容面にもよいといわれます。
空気が乾燥し、朝晩の温度差や寒さで気が滞りやすいこの時期に、気の巡りを助けるバラを使ってみてください。手軽に楽しむなら、ローズティーがおすすめです。酸っぱさが苦手という方は、ハチミツや梅シロップを入れると口当たりがよくなります。
秋バラの深い色味と濃い香りは一輪でも特別な魅力があります。
ぜひ、秋のバラをお楽しみください。


