がん闘病後に食生活を見直して第二子を出産


Photo by Bulbfish

がんの家族歴があるジェマ・アイザックさんは31歳の時に乳がんと診断されました。両乳房切除手術後に放射線治療を受け、乳がんを乗り越えましたが、同時に卵巣がんのリスクもあったため、卵巣摘出を考えるように言われました。産婦人科医は診察後、ジェマさんの卵巣は基本的に機能していないと言いました。

しかし、「医師の言うことが全てではないことを証明しよう」と友人に励まされたジェマさんは、妊孕力を上げるには野菜中心の食生活がよいのではないかと思い、7月からヴィーガン生活を始めました。

11月に再度、産婦人科医の診察を受けた時、医師は妊娠の可能性については否定しながらも、「別人の卵巣だ」とその改善に非常に驚きました。そして同じ年のクリスマスに妊娠がわかり、8月に第二子が生まれました。

改めて食生活の大切さを教えてくれる話ですが、食生活を変えるのは本当に大変です。ジェマさんが「生活習慣を変えようと決断する時に、周りに支えてくれる人たちがいることが大事だ」と言っているように、長い治療期間においては、患者さんをどうサポートしていくかも治療結果を左右する大きな要因になると思います。

<参照>
■Josie Griffiths, OVARY-ACTION Doctors said my ovaries were ‘dead’ at 31 after cancer battle but I went vegan & got pregnant, The Sun, 17 Jan 2021

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする