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春の健康診断の頃になりました。
生活習慣病になる前の変化に気づき、早期に対応するための大切なものですが、健康診断で高血糖や肥満を指摘されるのではと気にかかっている方は少なくないと思います。
生活習慣の改善がなかなか続かないという方には、サプリメントを使うのもひとつの方法だと思います。
サプリメントを飲めば問題解決という単純な話をしたいのではありません。
飲まれる方の生活習慣がしっかりした土台になっていないと、その上にいくらよいものを積み重ねても崩れてしまいます。
しかし、サプリメントは生活習慣を少しずつでもよい方向に変えていこうと意識を向けるのに役に立つと思います。
サプリメントを選ぶ際に大切なことが二つあります。
一つは根拠のあるものを使用することです。
私は、血糖値が気にかかる方にはタンポポをおすすめすることが多いです。
タンポポの血糖降下作用については、私はもちろんですが、世界中で研究が行われており、2012年に『Nutrition Reviews』に掲載されたスペインの研究チームによる論文、「Diverse biological activities of dandelion」では「民間療法として長く使用されてきたタンポポは次々と科学データによってその効果が裏付けられている。現在のエビデンスは新しくタンポポが薬として市場に導入される土台となるであろう」と結論づけられています。
もう一つは値段で選ばないことです。
継続して使用するので、できるだけ安く買いたい気持ちはわかりますが、きちんとした原料を使ってきちんと作っていれば、やはりそれなりの値段になります。
適正な価格を支払っていれば、忘れずに、大切に飲みます。また、自分が何のためにそのサプリメントを飲んでいるのかを飲むたびに意識するので、生活習慣を変えるくさびになります。病気になったときの治療費や失う時間に比べたら、費用対効果は比較にならないほど高いと思います。
タンポポは丈夫な雑草と思われていますが、実は農薬に弱いという一面もあります。
ちょうど花が咲いているときにタンポポT-1の原料を収穫する畑を訪れた様子をYouTubeにアップしています。あわせてご覧いただければうれしいです。