元気をチャージするフレッシュジュース


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生搾りオレンジジュースの自動販売機をあちらこちらで見かけるようになりました。砂糖や水を使わずに果汁そのものを味わうことができ、抽出される様子が見られるのも楽しいです。以前から野菜やフルーツのフレッシュジュースは飲まれていましたが、健康志向でさらに多くの方が関心を寄せています

今、いちばん話題なのはりんご(Apple)、ビーツ(Beets)、にんじん(Carrot)を使用したABCジュースです。りんごやビーツに含まれるポリフェノールは抗酸化作用があり、体内の慢性炎症を抑え、免疫バランスを整えます。食物繊維が多く含まれ、美容ドリンクとして人気があります。


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夏におすすめなのは、スイカジュースです。スイカを食べると、どれだけ飲んでも取れないのどの渇きが不思議とおさまります。さらに、カリウムやシトルリンが利尿を促し、腎臓の働きを助けます。

冷やしすぎると甘みが落ちてしまうと言われますが、抗酸化作用のあるカロテンとリコピンの量は10日間、4℃で冷やしておくより、21℃で保存しておく方が増加するという研究結果が報告されています。おいしさの面でも、機能的な面でも、スイカは冷蔵庫ではなく、風通しの良い冷暗所で常温保存する方がよいです。スイカとトマトをミキサーにかけてハチミツを加えたジュースも夏バテ予防にはおすすめです。

陰陽五行説では、夏の色は赤なので、鮮やかな赤色が映えるABCジュースとスイカジュースは夏にぴったりのドリンクです。元気をチャージして、暑さに負けずにお過ごしください。