夏の水分補給に欠かせないのが麦茶です。兵庫県の東播磨地域は西日本でも有数の六条大麦の産地です。高品質な東播磨産の六条大麦は麦茶をはじめいろいろなものに加工されていますが、おもしろいのが六条大麦の茎を使った「六条大麦ストロー」です。長時間使用してもふやけにくく、環境に優しいエコストローとして注目されています。
大麦は、小麦と違ってグルテンはほとんど含まれておらず、水溶性食物繊維のβ-グルカンが多く含まれます。β-グルカンは腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑えたりする働きがあります。六条大麦にはカリウムやカルシウム、ビタミンB1なども含まれており、健康維持に役立ちます。
薬膳的には、六条大麦は体の余分な熱を冷ます「清熱」、体内の余分な水分を排出する「利水」、のどの渇きを止める「止渇」の働きがあるとされるので、麦茶は夏の水分補給にとても適しています。
麦茶は体を冷やす飲み物とされていますが、焙煎する過程で冷やす力はおだやかになり、香ばしい香りはリラックス効果をもたらします。とはいえ、暑い夏はどうしてもたくさん飲み物をとりがちなので、胃腸を冷やしすぎないように常温からやや冷たいもの、または温かい麦茶をおすすめします。


