コロナ感染した妊婦さんへの対応


Illustrated by kakecco

新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大で第六波が本格化する中、病院での妊婦健診や出産についてのレポート、「ひょうごの医療 コロナ禍を生きる 感染した妊婦への対応」が神戸新聞に掲載されました。
地域によって状況は違いますが、兵庫県のケースについて、記事を参考にご紹介します。

兵庫県には、感染した妊婦さんの入院受け入れ可能病院は18施設あります。

神戸市中央市民病院では、感染した妊婦さんの出産は、感染防護と母胎治療のために当初は原則、帝王切開で行われていましたが、病棟の隔離を徹底させ、コロナ対応の経験値が高まった第5波では、隔離期間終了までなるべく様子を見守り、前倒し出産を避けることも条件次第で行われているとのことです。
出産への立ち会いと妊婦への面会は禁止です。

新生児は48時間の間に2回、PCRを受け、陰性なら解除になりますが、お母さんは臨時病棟での治療が続きます。

妊婦健診は出産まで15回ほど受診するのが一般的ですが、コロナ禍では検診日の間隔を広げたり、付き添いを禁止する等の影響があったと、パルモア病院の山崎院長は言います。

記事を読んで、医療機関は全力でコロナ禍の状況に対応していると感じました。

子宝カウンセラーの会としても、精神的な負担を抱えやすくなる妊婦さんを支える一助となるべく、有用な情報を発信していきたいと考えています。

<参照>
■霍見真一郎、「ひょうごの医療 コロナ禍を生きる 感染した妊婦への対応」、神戸新聞、1/9/2022

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