『健康プラス』41号発売 特集:華のある暮らし

『健康プラス Vol.41』が発売になりました。
今号のテーマは「華のある暮らし」です。

私は「春の不調は香りで治す」と題して記事を書きました。

ドイツ語でAprilwetter(4月の天気)には「不安定な天気」という意味があります。
あたたかくなったり寒くなったりを繰り返す気温の変化に体がうまくついていけないと、朝に起きられなくなったり、自律神経のバランスが乱れます。

東洋医学では、春は肝鬱気滞の季節で、気がうまく流れずに滞っていることが諸症状を引き起こすと考えます。
香りは気をめぐらせるのに有効な方法です。
生活の中に香りをプラスすることが春の養生のポイントです。

詰まりを取るには、温灸や頭部のカッサもよいです。
温灸は耳や腎経に行います。
ヨモギの香りにはリラックス効果もあります。
頭皮から首、背中にかけてカッサをして、背中の詰まりが取れると交感神経の緊張が和らぎます。

<参照>
■邵輝、「春の不調は香りで治す」、健康プラス 2022 Vol.41