妊活中だけでなく、妊娠中、産後もタンポポでサポート


Illustrated by みるてぃー

妊活中にタンポポT-1エキスを飲んでいても、妊娠されたらやめてしまう方がおられるのは非常にもったいないことで、妊娠中、産後もぜひ飲み続けてほしいです。

妊娠中に多くの方が悩まれるのはむくみと便秘です。いつもの靴が履けないくらいに足がむくんでしまう方もおられますが、タンポポの利尿作用が老廃物の排出を促します。また、タンポポの葉に含まれるルチンには血行促進作用があり、からだのめぐりがよくなります。

フランスでは植物療法が根づいており、調子が悪いときはハーブ薬局に行くと植物療法士がホリスティックな観点から相談に乗ってくれます。植物療法はパリ13大学などの医薬学部でも学ぶことができます。フランスではタンポポには優れた整腸作用があるとして、便秘と下痢の両方に用いられています。おなかが痛くなるような強い力ではなく、おだやかに腸をととのえてくれるのが利点です。

産後、母乳の出をよくするためにタンポポが使われることはよく知られていますが、タンポポの排出機能を高める働きは産後も引き続き重要です。からだの中にたまった余計なものを外に出して巡りをよくしておくために、タンポポの解毒の働きをぜひ活用してほしいです。