福島県健康づくり推進課は、地元のスーパーと協力して、お客さんには知らせずに総菜の塩分量を減らしましたが、売り上げは落ちなかったことを発表しました。
肉じゃがや親子丼など6品目で食塩使用量を約2~5割減らしても、アンケートでは9割の方が「ちょうどよい」と答えたとのことです。
5割というのはかなりの量ですが、それでも気づかないというのは、習慣で使用しているだけで、実は塩分はもっと少なくてもよいのかもしれません。
味というのは不思議なもので、気持ちに大きく左右されます。
楽しく食べればおいしく感じますし、「塩分控えめ」を選んでいるから「ものたりない」と思うのかもしれません。
塩分の取り過ぎに気をつけておられる方は、あまり考えずにさっと減らしてみたら、案外いけることに気づくかもしれません。
調味料の量を減らすには、ショウガやニンニクなどの薬味を使うのも手です。
ただ、ショウガのチューブは便利ですが、塩分が入っているものが多いです。
ショウガの簡単な利用方法をYouTubeで公開しているので、ぜひご覧ください。
<参照>
■スーパー総菜の塩分、内緒で2~5割減らしても客9割「ちょうどよい」…売り上げも減らず、読売新聞、2022/5/27