子宮筋腫にビタミンDの有望性が示唆される


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ウナギを焼くにおいをおかずにご飯を食べていると、においの代金を払えと言われて・・・という落語がありますが、かば焼きやうな重は、夏の暑さでも食欲をそそられるおいしさです。

意外に思われるかもしれませんが、ロンドンでもウナギは昔から食べられており、名物料理のひとつにウナギのゼリー寄せがあります。


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シンプルに塩で煮込んだウナギに、レモンやビネガーをかけて食べる方が多いです。

ウナギに豊富に含まれる栄養素にビタミンDがあります。

テネシー大学ヘルスサイエンスセンターのアビゲイル・コムさんの研究チームは、ヒトにおけるビタミンDと子宮筋腫を評価した研究から前臨床試験23件、臨床試験25件、総説41件をシステマティック・レビューで検討し、子宮筋腫の予防や治療においてビタミンDの有望性が示唆されるとの結論を発表しています。

ビタミンDは太陽の光を浴びると生成され、食品では魚やキノコ類に含まれます。

妊活中の方は夏バテ対策も兼ねて、ぜひおいしいウナギを召し上がってください。

<参照>
ビタミンDは子宮筋腫の予防・治療に期待、Medical Tribune、2022年8月15日