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2024年、甲辰の五運六気は土運太過、太陽寒水司天、太陰湿土在泉になります。前半は寒気が支配し、後半は湿気が支配します。
1月20日から3月19日にあたる初の気は、主気が厥陰風木、客気は少陽相火で、以下の記述があります。
気はすなわち大に温く、草は早くはえ、民には疫厲、温病、身熱（全身性発熱）、頭痛、嘔吐、皮膚のできものが起こる。少陽の相火を治療するのが良い。
この時期は比較的温かく、インフルエンザやコロナウイルスなどの温病が流行します。
また、頭痛、嘔吐、皮膚のできものは、体に熱がこもることで引き起こされやすくなりますので、清熱、すなわち体の余分な熱を取るとよいです。
すなわち、運気論から見たこの時期の養生のポイントは抗ウイルスと清熱ですから、これらの働きがあるもの、例えばタンポポ、ゴボウ、パクチーなどを上手に活用することをおすすめします。