Photo by もんでん
気象庁の1カ月予報によると、12月にかけて西日本を中心に寒気が流れ込みやすく、寒い日が多くなる見込みとのことです。
寒くなると食べたくなるのが鍋料理です。
最近は変わりだしも多く、いろいろな味が楽しめますが、外すことのできないスターティングメンバーのひとつはやはり白菜です。
白菜には、ビタミンやカリウム、亜鉛、鉄、マンガン、モリブデンなどミネラルが多く含まれています。
カリウムは利尿効果があり、亜鉛は子供の成長を促し、精子の活力を高めます。
マンガンは中枢神経の活動に関係し、鉄は造血を助けます。
イソチオシアネート、カロテン、ルテインなどの抗酸化物質が含まれ、免疫力を高める野菜としても知られています。
鍋料理に白菜を入れる最大のメリットは、体を強くしてくれる白菜をたくさん食べられること、そして出汁に溶け出した白菜の栄養も、締めの雑炊ですべて食べられることです。
残った鍋に味噌を入れれば、簡単においしいお味噌汁ができあがります。
冬の健康維持に白菜をたくさん召し上がってください。
白菜については、過去記事で『「食べると美人になる」白菜』もアップしています。
こちらもぜひご覧ください。
＜参照＞
■田中修、『植物はおいしい』、筑摩書房
■Dr. Shawkea Official Blog、「食べると美人になる」白菜