冬の養生は足もとを温める


Photo by たんたんめんとやきそば

11月7日から立冬を迎えるにあたり、町中でもコートやストールを見かけることが多くなってきました。

寒くなってくると体を冷やさないように皆さん気をつけられますが、特に「足を冷やさない」ことが大切です。

中国には「寒さは足もとから入る」という言葉があります。
『黄帝内経素問』には足の甲は陽気が起こるところ、足の裏は陰気が起こるところとあり、体の陰陽のバランスを崩さないように、足を冷やさない工夫をしています。

今はまだ日中もあたたかい日が多く、「寒い」というよりも肌寒いころですから、ウォーキングなど軽めの運動をして涼しさの刺激を体に入れると病気の予防になります。
紅葉や澄んだ高い秋の空、清少納言も見とれる夕暮れなど美しい景色も楽しめます。


Photo by いぜむ03

新型コロナウイルス対策に換気が必要なことから、電車や店舗では窓を開けていることが多いので寒さを感じることがあるかもしれませんが、保温のポイントは首、肩、腰、膝、足の五カ所です。
これらを温灸で温めてあげるのもよい養生法です。

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